談の会

談山神社 崇敬会「 談の会」
藤原鎌足公を御祭神としてまつる談山神社は、大和まほろばの聖地・多武峰に鎮座し、世界唯一の木造十三重塔をはじめ、十五棟の絢爛豪華な重要文化財の社殿が建ち並び、四季それぞれの自然の美観とあいまって、信仰と歴史と文化の聖域を現代に伝えています。
御祭神の鎌足公は、皇極天皇四年(六四五)、中大兄皇子(のちの天智天皇)とともに、この峰に登り、ひそかに談らって、「大化の改新」の偉業を達成されました。やがて、この峰が大化の改新談合の地として、談らひ山、談峰などと呼ばれ、のちの談山神社の社号の起こりとなりました。
鎌足公は天智天皇八年(六六九)、その涯を閉じられました。
御墓ははじめ、摂津の阿威山につくられましたが、長男の定慧によって、天武天皇七年(六七八)多武峰に移され、追福のために十三重塔が建立されました。これが鎌足公をまつる霊廟のはじまりで、のちに鎌足公を祭神とする神殿を建立し、現在の談山神社の創祀となりました。その生前の国家への偉業からやがて、帝より談峯大権現また談山大明神の神号を賜わりました。
多武峰の古代のいぶきは、神宿るその美しい自然相のなかに今も息づいています。みずみずしい深山幽谷をつつむ神の森は、そこに入った人々に、神の霊気を感じさせてくれましょう。また飛鳥・万葉時代から1300年続く悠久の歴史は、わたしたちのいのちの原点でもあります。その信仰と歴史は、より豊かな文化を生み出しました。
談山神社の信仰と貴重な自然や文化財、また特殊な祭典・行事、能楽をはじめとする芸術文化は、総合的な文化遺産として、守り続けて行かねばなりません。
ここに談山神社崇敬会「談の会」入会をご案内申し上げます。あなたが談山神社を崇敬し、愛好する会員となられ、当社との結びつきを深められることを、ここに重ねてお願い申し上げます。
「談の会」の特典
普通会員
- 1.会員証を発行し、談山神社崇敬会「談の会」会員であることを証します。会員証は毎年更新ごとに発行します。
- 2.会員の名簿を神前に奉献し、毎朝の「日供祭」にて、会員のご健勝とご繁栄を祈願いたします。
- 3.会員証を入山受付でお示しいただければ、入山・宝物拝観が一年間、無料となります(同伴二名まで)。
- 4.正月には新年のお札をお送りいたします。
- 5.例大祭、春のけまり祭などの祭典、その他、特別な奉納行事にご案内いたします。
篤志会員
普通会員特典+会員襟章贈呈。
特別会員
普通会員特典+会員襟章贈呈+本殿石の間で、正式参拝ができます。
※会員襟章贈呈(交付)は初回一回限り。
入会について
直接神社へお申し込み下さるか、下記フォームよりお申し込みください。
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